アルギニンとブースターで血流を増やして筋肉の成長を引き出そう

トレーニングの前にアルギニンを摂取すると血流が増えるのをご存知ですか？

それには一酸化窒素が関わり筋肥大のための沢山の要素が追加されます。アルギニン以外で効果を増幅させるサプリを紹介します。

血流量を増やす一酸化窒素

アルギニンって？血流が増えるって、意味があるのですか？

トレーニングをすると一時的に筋肉に流入する血液が制限されます。その後、一気に血流が戻り筋肉が膨れます。この状態をパンプと呼びます。（血流だけではありませんが）

パンプと筋肥大には科学的な答えは無いのですが、僕は有ると思っています。
このパンプを手助けするのが一酸化窒素です。血管を広げ、血流を増やしてくれます。

アルギニンは一酸化窒素の前駆体です。ですから、一酸化窒素を摂取すればパンプアップしやすくなるのです。

ただ、アルギニン単体では吸収率はあまり高くなく、他の物質との併用すると効果はブーストされます。

今回の主題はこれです。

一酸化窒素の主要な効果として広く報告されているのが、血管を拡張して血流量を増やす作用です。

これによって、ワークアウト中にのパンプがより強くなるとともに、筋肉に輸送されるアミノ酸、炭水化物、成長ホルモン、酸素、テストステロンなどの量も増加します。

簡単に言えば、一酸化窒素は、きついトレーニング中のエネルギーを高め、筋肉を成長を促進する最高の物質なのです。

アミノ酸の一種、アルギニンは体内で一酸化窒素に変換されるため、これが多くの成分になっています。
アミノ酸の一種のアルギニンについて

しかし、アルギニン以上に一酸化窒素を増加させるのではないかというサプリメントが発見されています。

アミノ酸のグリシンとプロピオニルL-カルニチン(PLC)という形のカルニチンを結びつけて特許となっている製品で、GPLCと呼ばれています。

一酸化窒素増加効果が示されている２つの物質を結び付けようとサプリメント研究者が考えたのは自然なことで、研究結果でもそれは指示されてます。

トレーニングを積んだ男子重量挙げ選手を対象にした研究で、GPLCを４週間摂ると、運動後の一酸化窒素レベルが偽薬を摂った場合より３０％高くなる事が報告されています。

GPLCの効果は、一酸化窒素合成酵素の活性を高めることで現れると見られます。

一酸化窒素合成酵素は、アルギニンを一酸化窒素に変化させる過程に関わっています。

また、GPLCは一酸化窒素の分解を進めるフリーラジカルの生成を減らす作用も持つとみられ、より多くの一酸化窒素が長い期間使える事になります。

通常勧められているのはワークアウト前のシェイクにGPLC２〜３gを加える方法ですが、最大限のパンプを得る為には4.5gを摂取しましょう。

ビタミンBの葉酸は、筋肉の成長より妊娠中の健康に関連づけられる事が多いサプリです。

ですが、一酸化窒素に変化するアルギニンの量に直接影響する体内の反応を調節する役割も持ちます。

また、体内で新しい細胞を作り、維持するためにも必要です。筋肉を作るとは、古い筋細胞を壊し、新しい細胞を作ることなので、筋肉の成長にもこのビタミンは不可欠です。

葉酸、または葉酸塩を400〜800mg含むサプリメントを見つけましょう。

サプリメントとしては新しいもののように感じられるかもしれないが、この成分にも一酸化窒素を増やす作用があります。この成分には、窒素を含む化合物で、一酸化窒素の生成に関わる硝酸塩が豊富に含まれています。

ビートに含まれる硝酸塩は、舌に生息する細菌によって硝酸塩に変わり、それが消化されて一酸化窒素になります。

ビートの抽出物を100〜300mg含む製品を選ぶようにしよう。

以上が血流を増やしパンプアップをブーストさせるサプリメントです。まずはアルギニンからトレーニング前に摂取することをお勧めします。

プレワークアウトのサプリメントにも必ず含まれています。トレーニング前に疲労感のある時や高重量に挑戦するときにプレワークアウトのサプリメントは重宝します。

どちらかを選択してガンガン筋トレに励みましょう！