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バリバリに絞れた体

20135/31

資質に関係なくバリバリに体を絞ろう!(その2)

脂肪細胞数が決まるタイミング

脂肪細胞現在、減量中の方は多いはずです。夏場に備えてダイエットを意識する季節がやってきました。でも、中にはなかなか体脂肪が減らず大きな壁にぶつかり、絞ることを諦めようとしている人もいるでしょう。前回、人は遺伝的要素で3つのタイプがあると学びました。今日はそんな人たちに読んで欲しい記事です。

脂肪細胞の数について知ってもらいたいのです。体脂肪が貯蔵されている脂肪細胞の数はひとによって異なるのです。身体のどの部分により多くの脂肪細胞が分布しているかも違うのです。

と言うことはこのことを知り、努力次第で体に蓄積されている脂肪をコントロールし、体脂肪減少を可能にすると言うことに他ならないのでは無いでしょうか。

前回に続き、ジョー•クレムチェウスキーさんの記事を紹介します。

脂肪細胞の数は変化しない?

絞れた体これまでおおくの人たちが「脂肪細胞の数は生まれたときから死ぬまで変わらない」と認識してきたのではないだろうか。脂肪細胞の数は変えられないので、減量を行うとしたら、どれだけ脂肪細胞の中に詰め込まれている脂肪酸を減少させることができるかにかかっていると。脂肪細胞の中身を限りなく空っぽに近い状態こそが体脂肪減量を成功させたときの状態だと。

確かに間違ってはいない。しかし、脂肪細胞の数を決める体内プログラムは、実は生涯の中で2度作動するのである。まずは幼児期。特に生まれてから1年ほどで1回目のプログラムが作動するのだ。母胎の中で過ごしている時期だけでは、「自分」という作品を完成させるには短すぎる。

「自分」は母胎からこの世に産み落とされ、母親とつながれていたへその緒が切断され、母乳という食べ物を初めて口から摂取した瞬間、体内の消化器官が刺激を受けて機能を開始するようになるのだ。続いて肝臓、膵臓、小腸、十二指腸、胆嚢、大腸など、体の中にあるさまざまな臓器にスイッチが入り、機能を開始する。それによって、この世で初めて口にした食べ物が体の中で分解され、吸収さtれていくわけだ。同じく、DNAも役割を果たす為に機能し始める。つまり、すべてはここから始まっているのである。

私たちの体を構成している無数の細胞は、その1つ1つに青写真が組み込まれている。それぞれの青写真には個々の細胞の役割が示されていて、それに従って私たちの細胞は機能しているのである。しかし、これらの細胞たちは最初から青写真のとおりに働いている訳ではない。青写真のスイッチがオンにならなければ機能を開始しないのだ。細胞の青写真とは遺伝子のことであり、遺伝子のスイッチをオンにするには特定の刺激が必要だ。特定の刺激が与えられず、スイッチがオンにされない限り、遺伝子は指示を発令しない。すなわち、細胞も遺伝子による指令を受けることができないのである。

たとえば、「自分」に備わった遺伝子が、体の大きな人間になる性質を備えていたとしよう。つまり、大きな骨格が作られ、まさにアメフトのラインマンにふさわしいような肉体である。そんな遺伝子を持って生まれたのに、もし「自分」の両親が、生誕1年の間に0歳幼児にふさわしい食物を与えなかったたらどうなるだろうか。やたら甘ったるく、ジャンキーな食物を与えようとしたらどうなるだろうか。そんな食べ物を与えられても遺伝子のスイッチは入らない。それどころか、そんな食べ物から作りだされるカロリーを溜め込むために、体は体脂肪を強制的に増やさなくてはならなくなるはずだ。つまりは、ラインマンとしての肉体と言うより、肥満体になる基礎が作られてしまうのである。

さて、成長した「自分」はついに思春期を迎えた。この時期になると、体の中では種々のホルモンが活発に分泌されるようになる。中には脳下垂体が著しく刺激を受けて、まるでお祭り騒ぎのような状態を起こすホルモンも出てくる。そうして人生で2回目の「脂肪細胞誕生の環境」が整えられるのである。

このように、私たちの体には生涯で2度の「脂肪細胞誕生の環境整備」が行われるのだ。もちろん、それ以外の対モングでも、やたら過食を続ける習慣がつくられれば、体は摂取したカロリーを貯蔵するために貯蔵タンクを増やそうとする。すなわち、脂肪細胞の数を増加させる反応が起こるのだ。しかし、そのような無茶をしない限り、私たちの体にある脂肪細胞の数は生涯で2度にわたり決定されていくのである。

脂肪細胞数が減量速度を左右する

バリバリに絞れた体このように、生まれて1歳を迎えたときに1回目の脂肪細胞数が決定され、順調に成長して思春期を迎えた頃に2回目の脂肪細胞数が決定され、その後は特別なことをしない限り、生涯を通して体内に存在する脂肪細胞の数は一定に保たれる。

ここで少しだけ話を脱線させていただく。ここにテーブルが2つある。テーブル1の上には水の入った水差しが10個置かれていて、テーブル2には水が入った100杯のショットグラスが置かれている。ただし、水の総量はどちらも同じである。さて、テーブルの上にある水差し、もしくはショットグラスから、中の水を捨てていく競争をしたら」、どちらのテーブルの水の方が早く空になるだろうか。あるいは、どちらのテーブルの水の方が少ないエネルギーで空にすることができるだろうか。

答えはテーブル1の水差しだ。脂肪細胞に貯蔵されている脂肪酸の減量をより速く行おうと思ったら、脂肪細胞の数は多いよりも少ない方がいい。たとえば脂肪細胞の燃焼に関わるホルモン量が特別に多い訳でなく平均であるとするなら、たくさんの脂肪酸を放出するより、少ない脂肪細胞から多くの脂肪酸を放出する方が効率がいいのだ。

つまり、脂肪細胞が多い人は、脂肪細胞が少ない人に比べると脂肪減量に時間がかかる。逆に言うと、脂肪減量の速度が他の人より遅いと言う人は、脂肪細胞の数が他の人より少し多いからだと考えられるのである。

減量速度を左右する内分泌

脂肪細胞減量に成功した体減量する為ひたすら努力しているのに、他人と比べてなかなか減量が進まないという人たちに共通した特徴がいくつかあるものだ。もちろん例外もあるし、特別なケースもあるだろうが、たとえば幼少時の体重が同年児の平均体重より思かったという人と言うのがある。また、このような人たちを調べてみると、甲状腺ホルモンやテストステロン値が平均より低い傾向が見られる。といっても問題になる程の低値ではなく、正常値の範囲内での低値を示すことが多いのだ。

当然のことながら、このような人たちであってもバリバリのコンディションを作ることは決して夢では無い。

 

とこう締めくくっている。次回はその1、その2のことを踏まえて「自分」の代謝能力と内分泌(ホルモン)のことを紹介します。

僕は生まれてから高校3年までは痩せていたので1回目の脂肪細胞数は少なかったのでしょうね。思春期以降はラグビー生活でさほど体脂肪も無かったのですが、第3回目(例外の3回目)の脂肪細胞数の変化が社会人になって暴飲暴食で増えたのかも?

筋量も増やしたいですし、体脂肪は減らしたいですね。ここが難しいところです。

体を作ることは奥が深いですね!現在は体脂肪14%。今年の秋までに10%が目標です。

努力すればバリバリの体も夢では無いと締めくくっておきます。

次回も「資質に関係なくバリバリに絞ろう!(その3)」で代謝について博士の論文を取り上げてみたいと思います。

 

 

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