筋量も筋力も欲しいなら脚のワークアウトをすることだ

2013/06/25

脚を構成する筋肉は体の中で一番大きい

バルクアップした脚

書き始めから驚かれたと思いますが、体全体をバルクアップさせる近道が脚のトレーニングなんです。常日頃から肉体改造に励むトレーニーの初級者の人が望むことは、張り裂けそうな胸や太い上腕だと思います。僕も良く初心者の方から腕を太くしたいのですが、どうすれば良いのですか?と聞かれたらまずスクワットやマシンを使って脚のトレーニングをしたらどうですかと返答します。たいていは怪訝な顔をされます。ほとんどのジムに通うトレーニの方を見ていると、それなりの上半身をしていても、下半身は貧弱な方が多いです。それは当たり前のことで、脚のトレーニングをほとんどしない方が多いようです。理由は多分、脚のトレーニングを追い込むと言うことが大変疲れることや、見た目にはあまり解らないからでは無いでしょうか。脚を構成する筋群は大きくこの部分をしっかりとトレーニングをして下半身をバルクアップさせることによって、全身のバルクアップも可能になりやすいと思います。それは、大きな筋肉に大きなストレスをかけると成長ホルモンの分泌も活発になるからです。このことが全身の筋肥大につながると僕は思っています。でも、脚のトレーニングは追い込むときついです。僕も嫌いですが週に1回はやらねばと頑張っています。今回は脚のワークアウトの方法が今ひとつ解らないという方へのヒントになればと思って書いてみます。

脚のワークアウトを5×5法でやってみる

ワークアウトの方法と言えば10レップスで3セットとトレーニング解説では良く言われています。初心者の方がケガなくやれる方法ではありますが、重量等、今ひとつ説明不足の説明も多いですね。僕がお勧めするのは5×5法です。5レップが限度の重量を使って丁寧にフォームを崩さずに繰り返して下さい。初心者の方はピリオダイゼーションを使って1RMの65%くらいから始めるのが良いと思います。10レップだと終盤の8レップくらいから疲れてフォームが崩れますよね。5レップだと安全ですしフォームはくずれないでしょう。5回だけと思えばモチベーションも維持出来ます。初心者の方にお勧めのトレーニング方法です。

詳しくはこちらで


今回紹介するのは、最近、多くのプロボディビルダー達が使用しているFST7法です。このトレーニング法はプロクリエーターであるハニー・ランボットさんが開発したやり方です。中級者以上の方にお勧めです。

脚のワークアウトをFST7法を取り入れて7種目選んでみました

FST7法とはファッシア・ストレッチ・トレーニングの略です。つまり筋肉を包む筋膜を極限までストレッチさせ、筋線維が太くなる為のスペースを作り肥大させていくと言うことです。そして、セット間の休憩を出来るだけ短く制限して、沢山の血液を対象筋に流し込み、筋膜をストレッチさせます。具体的に選択した7種目を5×5法とFST7法を取り入れて解説してます。

  1. バーベルスクワット
  2. レッグエクステンション
  3. スティッフレッグド・デッドリフト
  4. シーテッド・レッグカール
  5. レッグプレス
  6. スタンディング・カーフレイズ
  7. シーテッド・カーフレイズ

以上の7種目でワークアウトを構成します。まずはバーベルスクワットから。

 

バーベルスクワット

スクワットのワークアウト必ずウォームアップセットから行って下さい。軽い目の重量で15〜20レップ行い、大腿四頭筋、ハムストリング、カーフ、そして下背部に十分な血液を送り込み温めて下さい。これによって本番セットでしっかりと部位を緊張させ、出力レベルを最大に高めることが出来ます。本番セットではケガを防止する為にニーラップやリフティングベルトを着用して下さい。1〜2セットのウォームアップセットが終わったら本番です。本番では5セット5レップ法を使います。この場合は5回が限界の重量を使います。高重量ですがディープな深さまでしゃがみ可動域をフルに使って行います。決してハーフやクオータースクワットは行わないで下さい。ここが重要です。セット間は2分間の休憩を取って下さい。そして最後の5セットまでしっかりと気合を入れて行って下さい。

 

レッグエクステンション

大腿四頭筋をアイソレートして刺激します。最初のスクワットで十分にパンプアップして、なおかつ温まっているはずですのでウォームアップセットは必要ありません。すぐに本番セットに入ります。本番セットは3セット×15〜20レップでセット間の休憩は2分間です。しっかりと膝を曲げ伸ばしして、大腿四頭筋に強烈な収縮を得るようにして下さい。

 

スティッフレッグド/デッドリフト

スティッフド・デッドリフトのワークアウト大腿四頭筋を鍛えたらハムストリングを無視するわけにはいきません。強いハムストリングを作ることは下半身を完成させるには不可欠です。この種目は始める前にウォームアップセットを行って下さい。20レップスほどです。その後、3セット×15〜20レップスの本番セットを行って下さい。休憩時間は2分間です。この種目では決して背中を丸めないでください。ケガの原因になります。大事なのは正確なフォームです。重量よりも正確なフォームでハムストリングに効かせることが大事です。

 

シーテッド・レッグカール

この辺であなたの下半身は疲労してきているはずです。安心して下さい。ハムストリングが緊張するのを感じるだけで結構です。刺激が伝わればいいのです。高重量はいりません。フォームが崩れない重さでワークアウトしましょう。無理は必ずケガの元になります。本番セットは3セット×20レップスを行って、2分間の休憩です。

 

レッグプレス

レッグプレスのワークアウトこの当たりで大半の人が脚に震えが来ているはずです。だが、ここで脚のワークアウトを終了するわけにはいきません。すでに大腿四頭筋を強烈に刺激し、ハムストリングも同様にアイソレートされています。ここでFST7法の登場です。ウォームアップはいりません。本番セットでは7セット×15〜20レップスを行います。セット間の休憩は30〜45秒に制限することです。はじめての方は45秒間の休憩で結構です。慣れてきたら30秒間にしましょう。30秒の休憩の間は呼吸を整えるだけでなくしっかりとストレッチをして下さい。それによって、より多くの血液を対象筋に流し込むことができます。FST7法は筋膜を伸ばし、血流を活発にし、強烈なパンプアップを得ることが不可欠なのです。したがって、休憩時間は長くとってはいけません。これこそがFST7法の目的なのです。筋形質を大きくすることなのです。それが筋肥大につながります。そして、最後の7セット目が終わったら数分間、廻りを歩いてストレッチして下さい。

 

スタンディング・カーフレイズ

スタンディング・カーフレイズスタンディング・カーフレイズのマシンが無い場合はスミスマシンを使って下さい。ボトムでは十分に深い位置までかかとを下ろし、カーフに強烈なストレッチ感を得ることです。また、トップまでかかとを上げる時はできるだけ高く持ち上げてカーフを完全に収縮させることです。決してハンドは使ってはいけません。本番セットの前に1〜2セットのウォームアップセットを行いましょう。その後に3セット×15〜20レップスの本番セットを行います。セット間の休憩は2分間です。

 

シーテッド・カーフレイズ

シーテッド•カーフレイズ最後に行うこの種目もFST7法を使います。カーフは脚で意外と目立つところです。弱点にならないようにしっかりと鍛えましょう。最後のワークアウトは7セット×20レップスです。もちろんセット間の休憩時間は30〜45秒です。しっかりとストレッチと収縮を加えながら、出来るだけ沢山の血液を送り込みましょう。

 

以上で脚のサイズもカットも欲しいという方向けの7種類のワークアウトです。やってみたら解ると思うのですが、かなりきついトレーニングです。僕もFST7法を胸や他の部位にも使っていますが30秒のインターバルは地獄です。が筋肥大へのアプローチと考えればそんな苦労は当たりまえです。皆さんんも最初は45秒から始められてはいかがでしょうか!その強烈なパンプ感に驚かれるはずです。筋トレは地道なトレーニングです。が、成果が少しずつ見えてくれば楽しさは倍増します。夏に向けてまだ、間に合いますよ?