中高年がアンチエイジングのためにウエイトトレーニングを始めるメリット5つ

中高年のトレーニングの勧めのイメージ 身体
この記事は約6分で読めます。

人生80年時代を迎え、老後を健康的に過ごしたいと思ってウエイトトレーニングを始めようとしている貴方にメリットは何か。63才を過ぎた今、33年間続けて気付いた点をメリット5つとして書いてみました。

これを読んでウエイトトレーニングを初めてみませんか。メリットはきっと貴方の老後をより幸せにします。

老化防止の為のウエイトトレーニングの勧め

中高年が健康を手に入れるためのウエイトトレーニングをイメージ

私たちは確実に年をとり、それに伴いさまざまな老化現象が起こり、最終的に誰でも死を迎えます。

生まれた時がスタートなら、死は終点を意味します。そこには道のりが長い人もいれば短い人もいます。出来るだけ長くしたいと思うのであれば健康で長いのが良いのは当たり前のことです。

そのベストな方法はウエイトトレーニングに出来るだけ早い時期に取り組むのが答えです。

お金も大事ですが、健康はもっと大事です。ウエイトトレーニング(以下、筋トレ)は老化防止という点において、肉体的のも精神的にも優れています。

人生の道のりを長くしたいなら(医療の進歩で嫌が応にも長くなっている)絶対に筋量を減らしてはいけません。
筋量が減るとケガの危険性が高まり、ヘタをすると老後に寝たきりの生活が待っています。

筋肉をできる限り維持していくことが老化防止の第一歩であり、アンチエイジングの道です。

それについて5つの観点から説明します。

中高年の筋トレのメリット5つ

中高年からウエイトトレーニングを始める方へのメッセージ(成長は今だ)

筋トレを始めるのは40才代や50才代、60才を超えても問題はありません。少しでも早く初めて習慣付けた方が効果は長く続きます。

筆者も30才から筋トレを始めて33年続いて現在は63才です。楽しみながら40〜50分ほどのトレーニングを週に5日間行なっています。

おかげで健康診断や人間ドックでの以上は一度もありませんし、実年齢より10才はいつも若くみられます。筋トレのおかげだと思っています。

筆者(吉村良二)63歳の近況のトレーニング中の写真

筋肉はショボくても健康で元気です。

それでは具体的にどういうメリットがあるのか説明します。

  1. 健康で楽しい老後
  2. 骨密度を保てる
  3. メタボ防止
  4. アンチエイジング
  5. 穏やかな性格を保てる

健康で楽しい老後

何と言ってもウエイトトレーニングのメリットは健康的でいられるということです。これに勝るものはありません。

筋トレは成果が出るのに時間がかかります。もちろん、個々の目標によっても変わります。が、中高年は老後に向けて筋肉に投資すると思って気楽に続けることです。

やっているうちに楽しくなるでしょうし、一旦、挫折したりサボり癖がついてもアスリートではないので日々少しづつ進化していると思えば楽しくなります。

続けさえすれば良いのです。その道中でトレーニング方法や筋肥大のメカニズムも勉強さえすればわかってきます。楽しく考えれば老後はバラ色です。

それと、人間は40才を過ぎた頃からサルコペニア(筋萎縮)が起こり脚の筋肉が特に減り衰えてきます。そうなるとちょっとしたことで転倒したりします。

脚の加齢による筋萎縮(サルコペニア)になりたくないなら脚トレのスクワットを
人ごとではないがスクワットで今から筋萎縮を予防しよう冒頭から恐怖心を煽っていますが、僕も56歳になって気が付いたことがあります。脚の筋量がかなり減っているのです。特に大腿四頭筋がです。タニタの体脂肪計で測ってみると過去のデータを比べて見...

転倒をして骨折、治っても歩くのに不自由になり運動不足、筋力低下の悪循環。最後は寝たきりの生活が待っています。

健康はお金に勝るということも年がいけば理解できます。40才代や50才代ではなかなか解りません。

骨密度を保てる

筋トレは骨にも刺激が伝わるのでカルシウムを含有する食品やカルシウムサプリメントを摂取することで骨密度が高まります。

骨密度が高まると骨折しにくくなり、骨の健康が保てます。特に中高年の女性の方は必須です。

人間はウエイト(重り)を使ったトレーニングによって骨が刺激されると、その分だけ骨はカルシウムを取り込もうとします。

逆にトレーニング無しにカルシウムのサプリメントだけを摂取し続けると、摂取したカルシウムは行き場を失い、腎臓で結石を形成してしまう危険性もあります。

筋トレをしない高齢者が知識なくカルシウムだけを意識して摂取するのは考えものです。(もちろん、日光とビタミンDも必要ですが)

老後に骨折は治りも遅く、一つ間違えば寝たきりや人生を狂わす元になりかねません。その意味でも筋トレはそれを解消してくれます。

メタボ防止

多くの場合、ウエイトトレーニングを行なっている(長期間という注釈をつけておきます)肉体は有酸素運動のみを行なっている人の肉体より見た目はカッコイイです。(個人的な私見ですが)メリハリのある身体の方が圧倒的に多いのも事実です。

体脂肪の燃焼だけをもたらす有酸素運動よりも、ウエイトトレーニングは筋肉を発達させることで体脂肪の燃焼も促します。そのため身体のシルエットも凸凹がつき、立体感が生まれ理想的なプロポーションが作られます。

ウエイトトレーニングは健康目的のためだけでなく、生涯を通して素晴らしい身体を維持する上でも大いに役立ちます。見た目がカッコ良くなると若々しく見え、他人から羨ましがられます。それによって自信もできるので老後に切れにくくなり、性格も穏やかになります。

筆者も有酸素運動はジムでは時間の無駄なのでやっていませんが、体脂肪はMAXの時でも15%ありません。好きなものを食べています。これってストレスも溜まりません。良いとこだらけです。

アンチエイジング

私が一番に33年間続けてきて、一番思ったのは次の点です。
大きな筋肉に負荷をかけることによって成長ホルモンが分泌されることです。加齢により成長ホルモンはドンドン減っていきます。これを食い止め、ホルモン分泌が少しでも出ると皮膚の老化を防ぎ腱や靭帯も健康的に維持できます。

また、テストステロン(男性ホルモン)の分泌も衰えないので性生活も充実させることができ、老後の人生を謳歌できる可能性も生まれます。(この点は個人差もあると思いますが?)

穏やかな性格を保てる

ウエイトトレーニングは脳の視床下部から分泌されるアドレナリンにもプラス作用をもたらします。アドレナリンが適度に分泌されると、自分に自信がを持つことができ、いつも穏やかで寛大になれます。トレーニングによるアドレナリン分泌はトレーニング後8時間程続きます。脳内物質を理想的な状態にするのに色々なセロトニン遮断薬を用いた複数の実験でも、ウエイトトレーニングを行なったほうが遥かに効き目が高かったデータもあります。

近年、老人が切れやすくなったのもトレーニングと無縁だった人なのでしょうか?

中高年の筋トレのメリットのまとめ

ウエイトトレーニングによって作られた老後の素晴らしい身体

中高年の方向きにアンチエイジングの観点やウエイトトレーニングの良さを書きましたが、そんな証拠は何処にあると疑われるかもしれません。

ただ、実際にウエイトトレーニングを長年してきた高齢者で見た目も若々しい人に訪ねてみるか、人間ウォッチすれば私の行っていることが一目瞭然のはずです。

33年間ウエイトトレーニングをやってきた63才の筆者が自信を持って勧めます。ウエイトトレーニング(筋トレ)が私の人生を変えてくれました。30才で始めた時が私の人生の分岐点だったと確信します。

そして、読者になってほしい中高年のウエイトトレーニングを始めたばかりのあなたに言います。

老後のために筋肉に投資しましょう !

筋肉投資の勧め」でした。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
身体
吉村 良二をフォローする
筋肉ナビ 40ワークアウト

コメント

タイトルとURLをコピーしました