筋肉づくりに朝食にりんごを加えてみよう

2013/10/02

1日1個のリンゴは医者を遠ざける(An apple a day keeps the doctor away.)

朝食のりんご

 

 

いきなり古い諺を使いましたが、りんごは食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムが豊富で、しかも微量ですがタンパク質に必須アミノ酸も含まれ栄養価が高い果実です。僕も朝食はシリアルとヨーグルトとプロテインとチーズいう組み合わせでしたが、ここ3ヶ月は減量期と言う事もあり、りんご2切れも付け加えました。実はこれには訳がありまして、りんごの栄養価だけでなく筋量増加のプラス効果や体脂肪減少に満腹感の補助効果を期待しての事です。その事は下記に示す様なサンパウロ大学とアイオワ大学の面白い実験結果を日頃から愛読のMuscle & Fitness誌 2012/9号で見つけたためです。

りんごのウルソル酸の同化作用とタンパク質の消費を抑える作用の実験

りんごのウルソル酸

りんごの皮に特に多く含まれているワックス様の成分であるウルソル酸は骨格筋細胞に明らかに同化作用をもたらし、筋肉のタンパク質を増やす直接的な作用を持つ事が示されました。この結果はアイオワ大学から発表された「CELL Metabolism」誌に載った記事と同様の結果を示しました。このアイオワ大学の研究は、筋萎縮におかされたネズミにウルソル酸を与えたところ、筋肉の変性が停止し、また、健康なネズミにウルソル酸を与えると、筋肉がより強く大きく成長していき、さらにそれだけでなく、ウルソル酸の投与は体脂肪や血糖値、コレステロール、中性脂肪の低下も引き起こしたというものでした。

ウルソル酸はインスリン様成長因子を調節するのか

上記の実験結果から、ウルソル酸の同化作用はインスリン、インスリン様成長因子という、筋肉をつくる2つの重要ホルモンを調節する作用を持つ事によるものと結論しています。この2つのホルモンはともに筋細胞のレセプターに結びつき、筋肉の成長をうながし、萎縮を阻害するさまざまな連鎖反応を引き起こします。そしてこの過程は、同じレセプターに結びつくウルソル酸によって強化される事になるわけです。

りんごのペクチンの効果

 

ペクチンが豊富なりんご

さらに、りんごにはペクチンという水溶性の食物繊維も含まれています。ペクチンには食欲を抑制し、満腹感を高める働きもあります。また、脂肪細胞が吸収する脂肪の量を抑える作用もあります。

以上のようにりんごには筋肉増加の補助効果や体脂肪減少や満腹感を高める効果もあり、日頃から体脂肪を気にしなくてはならないトレーニーには簡単に手に入り経済的なりんごを食事のメニューに加えて見てはいかがでしょうか?

古くから言われているように先人達は医学的見地からではなく、体感的にりんごの良さを知っていたのではないでしょうか。